髪の毛を黒くしているのは、メラノサイトという色素細胞などでつくり出されるメラニンというものですが、 これがさまざまな要因でつくり出されなくなったまま髪が伸びてしまうのが、白髪のメカニズムです。
白髪の原因ははっきりとはわかっていないようですが、遺伝によるもの、加齢によるもの、マラリアや胃腸疾患、甲状腺異常、貧血症などの病気によってなるということもあるようです。
また、ビタミン・ミネラル・良質のタンパク質などの栄養不足によって内臓の働きが衰え、血流が悪くなることで、白髪になることがあります。
さらに、ストレスも原因になることがあるようです。
身体にストレスがかかり、毛細血管が収縮して、毛母細胞の働きを弱めることが白髪になる原因になっているようです。
大きなストレスがかかることによって、一日で白髪になったというのをよく聞きますが、そういうことは無いようです。
白髪になるには3通りあり、一つは、髪の毛が生え変わった時に白髪になるというものです。
髪の毛が生え変わるときに毛母細胞からメラノサイトが無くなってしまうのです。
二つ目は、成長期の途中で少しずつ白くなるというもの。
三つ目は、病気などによってメラノサイトが突然活動を停止することにより、急に白髪になってしまうものです。